【Zbrush】基本のキホン-ダイナメッシュって?
Zbrushの基本
Zbrushを購入してはや3ヶ月あまり、ユーザーマニュアルが届いたぜ!
結構詳しく色々のってるー♪
Zbrushを初めて最初に「ん?」となる部分「ダイナメッシュ」
僕に書けるのはその上澄みくらいだけど今から始める誰かの参考になればいいかな
ダイナメッシュって?
まず簡単にダイナメッシュの特徴についてまとめてみます
- Zbrush特有の機能(僕は他で聞いたことない)で低~中解像度のベースメッシュをモデリングするときにつかう「モード」←ここ重要
- ベースメッシュを作る用なので細かいディティールを作るのには向いておらず細かい部分はサブディビジョンして作り込むのが基本
- 仕様上トポロジーが何度も変化するのでUV情報を持てない
操作について
機能が多くて色々書いていくとスペースが足りないので簡単に操作のキホンだけをを紹介
- 解像度の指定
- ダイナメッシュボタンを押す
- 再計算
「Ctrl+何もない所をドラッグ(マスクのクリアと同様)」で再計算
マスクがかかっている場合はマスクのクリアになるのでこの操作を2回行う
再計算は作業中にトポロジが崩れるごとに行う
解像度について
- ダイナメッシュの解像度はZbrush内の基本グリッドにもとづいて決まる
よって大きなモデルだと低解像度でも細かく分割され、小さいモデルだと粗く分割されてしまう - ダイナメッシュのための最適化
モデルをダイナメッシュ用のサイズに最適化するには「ツール>変形>ユニファイ」を実行する
フローの話
ダイナメッシュの使い所の一例です
- プリミティブにダイナメッシュを適用して変形し、トポロジが崩れたら再計算
- あくまでもスカルプトの初期段階で使うことを想定したツールなので細かい部分はサブディビジョンで作り込む
注意点
ダイナメッシュを使う上であった注意点です
- ダイナメッシュは体積(ボリューム)のないサーフェス(閉じていないポリゴン)には適用できない
- また、極端に薄い場所もダメ
まだらに細かい穴が空いたようになる
対処法はInflatブラシで厚みを付けるかCurveFill系のブラシで板を作って薄い箇所にかぶせて再計算する - ダイナメッシュは「モード」なので終了させなくてはいけない
例えば終了しないままディバイドしてディティールを作り込んでも再計算してしまうとディティールが失われる
色々書きましたがダイナメッシュはまだまだこんなもんじゃない!
僕も日々勉強です
※間違い等ございましたらコメントなどでご指摘いただけると幸いです